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外壁塗装工事の契約解除と違約金の注意点|工場オーナーが知っておきたい法的リスクと適切な対処法

外壁塗装工事の契約解除と違約金の注意点|工場オーナーが知っておきたい法的リスクと適切な対処法

春日部市、越谷市、さいたま市の工場を中心に外壁塗装工事・屋根塗装工事、リフォーム工事を専門にしている

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代表取締役の奈良部です!

工場や事業所における外壁塗装は、見た目のリフレッシュだけでなく、防錆・断熱・防火といった機能性の強化を目的とした重要な投資です。特に広い面積や高所作業を伴う大規模工事では、工期や費用が膨らみやすく、契約書の取り交わしも複雑になる傾向があります。

そうした中で、「契約を解除したい」「思っていた内容と違う」「途中で工事をやめたい」といった声が工場オーナーから挙がることがあります。しかし、工事契約の解除には、違約金や損害賠償といった法的リスクが伴い、安易な判断は大きなトラブルにつながる可能性があるのです。

今回のお役立ちコラムでは「外壁塗装 契約解除 違約金」に関する基本知識とリスク管理の考え方について、工場経営者の立場から分かりやすく解説していきます。

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工場の外壁塗装における契約トラブルが増えている背景

工場の外壁塗装における契約トラブルが増えている背景

工場施設の老朽化が進む中で、外壁の補修・塗り替えのニーズが高まっています。しかし、大規模な工事では金額も大きく、事前に取り決めていた内容と実際の工事内容にズレが生じやすいのが現実です。

こうしたズレが、契約解除や違約金問題に発展することが増えているのです。

法人契約の外壁塗装で起きやすいトラブルとは

個人の住宅塗装と異なり、法人による工場や倉庫の塗装工事では、契約書の内容がより詳細で、複数部署が関わるケースも少なくありません。その分、以下のようなトラブルが起きやすくなります。

・施工内容と見積書の齟齬

・現場責任者との認識違い

・工期の遅延による業務支障

・下請け業者の対応ミス

これらは「想定していた工事品質に満たない」「工程が乱れて業務に支障が出た」といった理由で、契約解除の申し出につながることがあります。

契約解除に至る主な理由と事例

実際に工場オーナーが契約解除を申し出る理由として多いのが、「着工後の対応の不備」や「工事範囲・仕様の認識違い」です。たとえば、高所作業の安全対策が不十分だったり、指定した塗料と異なるものが使われたりといった事例があります。

また、工場の稼働スケジュールとの調整が甘く、「操業中に塗装臭が発生した」「作業音が生産に影響した」などの理由で中断・契約解除に至るケースも少なくありません。

トラブルを未然に防ぐための基本姿勢

こうした契約トラブルを避けるためには、契約前の事前打ち合わせと文書化が最も重要です。特に以下のポイントは明文化しておくべきです。

・使用塗料のメーカー

・品番・数量 ・工事工程と想定される工期

・天候不良や事故時の対応規定

・業務への影響を最小限にする配慮事項

さらに、工事監理を社内で一任せず、第三者の建築士や施工管理者に依頼することで、判断の客観性を保つことが可能になります。

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契約解除の際に発生する違約金の仕組みとリスク

契約解除の際に発生する違約金の仕組みとリスク

契約解除の話題になると、「そもそも途中でやめても問題ないのか」「どこまでが自己責任で、どこからが違約金になるのか」といった疑問が浮かびます。特に法人契約では契約金額が大きくなりやすいため、解除による金銭的負担も相応に大きくなることを理解しておく必要があります。

契約解除はいつでも可能?民法上のルールと現実

原則として、契約は当事者間の合意により成立しており、一方的な解除には一定の制約があります。民法第641条では、請負契約において注文者(この場合は工場オーナー)は、工事の完成前であれば理由を問わず契約を解除できるとされています。

ただし、すでに発生している費用や損害については、相手方に対して賠償する義務があると明記されています。

つまり、契約解除は理論上「いつでも可能」ではあるものの、「無償で解除できるわけではない」点に注意が必要です。すでに工事の準備が進んでいる場合や、塗料などの資材が発注されている場合には、それらの費用を負担する義務が発生します。

違約金・損害賠償の相場とその根拠

契約書には多くの場合「違約金条項」が盛り込まれており、契約解除に伴う賠償額の上限や基準が定められています。たとえば、契約金額の10%〜30%を違約金として設定するケースが一般的です。

また、工事の進捗状況に応じて以下のように細かく定められていることもあります。

・契約締結後〜着工前:契約金額の10% ・着工後〜工程の半分未満:契約金額の30%

・工程の半分以上進行:原則全額支払い

こうした設定は一見高額に感じられるかもしれませんが、業者側が負担した準備費・資材費・機会損失などをカバーするための措置として合理的とされています。契約書を交わす際は、この条項を必ず確認することが不可欠です。

不当に高額な違約金と認められた裁判例

一方で、違約金の金額が著しく高すぎる場合や、工事の実施状況に比べて明らかに不釣り合いな請求があった場合には、裁判で「違約金条項の無効」が認められることもあります。

過去の判例では、契約金額の50%を違約金として請求された事例において、「実際に発生した損害額との乖離が大きすぎる」として、20%まで減額されたケースもあります(参考:春田法律事務所の解説)。

このように、契約解除後でも金額の妥当性が問われる場面は少なくありません。

したがって、万が一解除を検討する際には、「違約金条項の法的妥当性」「業者側の実費負担内容」などを精査することが、過大な支払いを防ぐ鍵となります。

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契約解除の判断と実行における注意点

契約解除の判断と実行における注意点

契約解除を判断する際には、単に「業者の対応が悪かった」「想定と違った」といった感情論ではなく、法的・契約的な根拠をもとに慎重な対応が求められます。

特に法人契約の場合、社内稟議や監査対象となることも多く、合理性のない契約解除は社内外の信頼にも関わるからです。

契約書チェック時の重要ポイント

契約解除に関するトラブルを未然に防ぐためには、契約書の記載内容をしっかりと確認することが第一です。特に注目すべきは以下の点です。

・「契約解除」や「中途解約」に関する条項があるかどうか

・違約金の金額や算定方法、支払い条件の明記

・契約解除の理由が「双方合意によるもの」のみか「発注者都合でも可能」か

また、契約書に記載がない場合でも、民法上の規定が適用されることになりますので、その前提で補足資料を求めるのも有効です。施工会社の書式を鵜呑みにせず、自社の顧問弁護士や法務担当者と事前に協議する姿勢が肝心です。

工事前・工事中・工事後のフェーズごとの解除対応

契約解除の判断タイミングによって、対応方法やリスクが異なります。以下は各フェーズにおける注意点です。

・工事前:着手前なら比較的スムーズに解除可能。ただし、資材発注や人員確保の段階で費用が発生している場合もあるため、事前確認を忘れずに。

・工事中:すでに施工が始まっている場合、進行度合いによって支払義務が発生します。日報や進捗報告を基に妥当性を検討する必要があります。

・工事後:完成後の契約解除は基本的に認められず、品質トラブルでの損害賠償請求といった対応が現実的です。

このように、解除フェーズに応じた対応フローをあらかじめ準備しておくことが、不要なトラブルを防ぐ第一歩となります。

信頼できる業者選定が最大のリスク回避策

最終的に、契約解除をしないで済むようにするための根本的対策は「最初から信頼できる業者を選ぶこと」に尽きます。選定時には以下の観点から総合的に判断しましょう。

・過去の施工実績や顧客評価

・契約書や見積書の透明性

・丁寧さ

・担当者の説明力と対応スピード

さらに、第三者機関が提供する「建設業者情報データベース」や「評価制度」なども活用することで、業者の信頼性を客観的に評価できます。事前の調査と比較が、後のトラブル回避につながる最も効果的な手段です。

契約解除リスクを回避し安心して外壁塗装を進めるための3箇条

外壁塗装工事における契約解除や違約金のトラブルは、適切な契約書作成事前の入念な打ち合わせ、そして信頼できる業者の選定によって、未然に防ぐことが可能です。

特に工場や事業所のように規模が大きく、業務への影響が懸念される現場では、法的な観点と実務の両方から慎重に準備する姿勢が求められます。

契約解除を検討する際は、感情ではなく事実と契約内容に基づいた判断が不可欠です。そして、万が一の解除時に備えたリスク管理体制を整えておくことで、工事の進行中でも冷静な対応が可能になります。

外壁塗装は、工場の安全性・美観・耐久性を支える重要な工事です。後悔しない選択をするためにも、信頼できる専門業者と十分な対話を重ね、納得できる契約を結ぶことが、トラブルを防ぎ、安心して工事を進めるための最善策といえるでしょう。

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外壁塗装の契約解除や違約金トラブルでお悩みの工場オーナー様へ|ジャパンテックなら安心・安全に解決します!

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外壁塗装の契約解除や違約金のトラブルを回避するには、契約前の詳細な打ち合わせと明確な契約書作成、そして信頼できる塗装業者の選定が重要です。契約解除自体は可能ですが、工事の進行状況によって違約金や損害賠償が発生するため、事前にリスク管理体制を整える必要があります。

工場・倉庫の外壁塗装・屋根塗装専門店ジャパンテック(株)では、専門的な知識と豊富な経験をもとに、工場や事業所の規模に応じた適切なご提案を行っております。契約解除や違約金などの法的リスクを避け、安心して外壁塗装を進めたい工場オーナー様は、ぜひジャパンテックへご相談ください。

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