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【春日部市】工場の劣化は外壁塗装で食い止められる!早めの対策を

【春日部市】工場の劣化は外壁塗装で食い止められる!早めの対策を

春日部市、越谷市、さいたま市の工場を中心に外壁塗装工事・屋根塗装工事、リフォーム工事を専門にしている

工場・倉庫の外壁塗装・屋根塗装専門店ジャパンテック(株)です!


代表取締役の奈良部です!

春日部市にお住まいの工場経営者のみなさん、こんにちは!

今回のコラムでは「工場の外壁塗装」についてお話しします。

外壁の劣化はそのまま放置していると、雨漏りや結露の原因になり、外壁だけでなく工場内部の設備にまで影響をおよぼすリスクもあります。

このコラムでは工場の外壁塗装について、

  • メリット
  • 塗装を検討するタイミング
  • 費用相場
  • 春日部市の塗装費用助成制度

についてお話しします。工場外壁塗装について基本的な知識を得て、外装劣化診断士がいる業者に調査を依頼しましょう!

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工場の外壁塗装のメリット

工場の外壁塗装のメリット

工場の外壁塗装には、住宅の外壁塗装とは違うメリットがあります。

おもなメリットは、以下の5つです。

  1. 資産価値を高める
  2. 企業イメージの向上
  3. 光熱費の削減
  4. 結露を防止
  5. 労働環境の改善

それぞれ、くわしくお話しします。

資産価値を高める

工場の外壁塗装には、建物自体を保護すると同時に、工場内の設備も保護できるメリットがあります。企業の所有する資産を総合的に保護し、価値を高められるということです。

外壁に塗った塗膜が劣化すると外壁材が直接紫外線や雨風にさらされ、雨漏りや結露が発生します。そのまま放置すると、建物だけでなく工場内にも水分や湿気が浸透する可能性も…

外壁は常に紫外線や雨風にさらされており、劣化スピードが早いです。工場の寿命を延ばし資産価値を高めるためにも、早めに対策しましょう。

企業イメージの向上

企業の所有物である工場の外観は、そのまま企業イメージとして捉えられます。

塗料には、塗装する対象物を保護する以外にも外観を美しく保つ効果があります。もし外壁の管理が行き届いていなければ、企業に対する信頼度も低下することになるでしょう。

メンテナンスが行き届いた工場の外観は取引先に対してだけではなく、求職者に対してもよい印象を与えられます。ひいては、人材の確保に影響すると言っても過言ではありません。

光熱費の削減

外壁に遮熱塗装や断熱塗料を使用すれば、光熱費を削減できます。

夏場や冬場に工場経営者の頭を悩ませるのが、冷暖房にかかる光熱費の上昇ですよね。工場内はたくさんの機械に囲まれていることも多く、熱がこもりやすい環境です。また天井が高いので、空調が効きづらいという問題もあります。

断熱塗料は室内外の熱の移動を最小限に抑えるため、夏は涼しく冬は暖かく室温を保てるのが特長です。

一方遮熱塗料は、太陽光の赤外線を反射し塗膜に熱が残りにくいので、夏場の工場内を涼しく保てます。

いずれの塗料も冷暖房費を節約できるとともに、省エネ対策にも有効です。

結露を防止

工場は構造上、結露ができやすいといえます。

なぜなら前述したように天井が高く空調が効きにくいので、温度と湿度の調節が難しいからです。また商品の品質や衛生状態を保つために窓が少ないことから、換気が不十分になりがちです。すると湿度の高い空気が滞留しやすくなり、結露ができやすくなります。

結露ができるとカビが増殖するリスクが上がり、建物や設備にダメージを与えます。

結露を防ぐには、室内外の温度差を最小限に抑えることが大切です。とくに外壁付近は外気と内側の温度差があるため、結露が発生しやすい場所です。対策として、遮熱塗料で外壁塗装し温度差を小さくすれば、結露の発生を抑えられます。

労働環境の改善

夏場に空気がこもりやすい工場内では、室温が40度を越えることもあります。すると従業員の仕事に対する意欲が損なわれるだけでなく、熱中症にかかってしまう危険性も高くなるでしょう。冬場も空調が効きづらく寒い環境で働くことも多いため、作業効率が低下します。

外壁塗装で遮熱や断熱対策をすれば、工場内の温度を快適に保ち従業員の作業効率がアップします。労働環境が改善された結果、生産性の向上にもつながる点が、企業にとっても大きなメリットです。

工場の外壁の種類と特徴

工場の外壁としてよく使われているのが、波型スレートです。

波型スレートには大波スレートと小波スレートがあり、おもに工場の外壁に使われているのは小波スレートです。

小波スレートは安価で耐久性が高いという理由から多くの工場の外壁材として使われてきましたが、現在は金属系の外壁材の需要が高まっています。金属系でおもに使用されるガルバリウム鋼板の耐久性が高く、安価な点が需要が高まっているポイントです。

2004年より以前に施工された小波スレートには、石綿(アスベスト)が配合されていました。小波スレートの耐用年数は30〜40年です。耐用年数に近いものはアスベストが含まれているため、塗装での高圧洗浄時にアスベストが流れ出すリスクがあります。そのため塗装ではなく、外壁カバー工法による工事が広く採用されています。

工場の外壁には、波型スレートや金属系サイディング以外に、窯業系サイディングやALCパネル、モルタルなどが使われています。

外壁塗装を検討するタイミング

外壁塗装を検討するタイミング

工場の外壁塗装を検討するタイミングは、おおまかに分けると以下の

2通りあります。

  • 塗料の耐用年数によって判断
  • 劣化を見つけた時

それぞれのタイミングについて、さらにくわしくお話ししていきます。

塗料の耐用年数が過ぎている時

外壁に塗装されている塗料の種類によって、耐用年数が異なります。

塗料の耐用年数が過ぎていれば、大きな劣化が見られなくても塗り替えを検討しましょう。適切なタイミングは、塗膜が劣化し本来の性能が失われるよりも前の時点です。まずは外装劣化診断士の有資格者がいる業者に調査を依頼するのがオススメです。

メーカーや紫外線のあたり具合、災害状況によっても年数が変わるので、以下の表はあくまでも目安としてご参照ください。

塗料

耐用年数

特徴

アクリル塗料

5〜8年

メリット:

・他の塗料に比べ安価

デメリット:

・劣化が早い

・頻繁に塗り替えが必要

ウレタン塗料

8〜10年

メリット:

・コストパフォーマンスが高い

デメリット:

・シリコンに比べて優位性に欠ける

シリコン塗料

10〜15年

メリット:

・耐用年数と費用のバランスが良い

・汚れや色落ちに強い

・防カビ、防藻性など性能が高い

デメリット:

・塗膜が硬くひび割れしやすい

フッ素塗料

15〜20年

メリット:

・耐用年数が長い

・光沢感、防汚性が高い

デメリット:

・他の塗料に比べ高額

・頻繁に塗り替えしづらい

 

色あせや汚れがある時

色褪せや汚れの場合は外壁塗装の緊急性はそこまで高くはありませんが、劣化が進行しないよう注意しておく必要があります。

耐用年数に近い場合や劣化がひどい場合は、塗膜が劣化し外壁を保護する機能が低下しないよう、なるべく早急に塗り替えを検討しましょう。

チョーキングが発生した時

チョーキングとは塗膜が劣化してチョークのようになり、手で触れると粉がつく状態をいいます。

劣化の状況によっては補修では対応できず、全体の塗り替えが必要です。早めに塗り替えを検討しましょう。

サビが発生している時

金属製の外壁でサビが発生している場合、そのまま放置すると進行して穴が開く可能性があります。

ごくわずかなサビであれば補修でいったん様子を見ることもありますが、サビは塗膜の下で広がっていくので、状況に応じて取り除き全体を塗装します。

塗膜の浮き・膨れやはがれがある時

紫外線や酸性雨などの影響により、塗膜が付着力を失い浮きや膨れ、はがれにつながります。

浮きとは、外壁に気泡のようなものができる状態です。壁の内部に問題が発生している可能性もあるので、診断を依頼しましょう。

とくに塗膜のはがれは外壁材がむき出しになり劣化が急激に進むので、雨漏りのリスクが高まります。早急に塗り替えを検討するのがオススメです。

シーリングが切れている時

シーリングは、窯業サイディングやALC(軽量気泡コンクリート)などのボードの継ぎ目に充填する材料です。硬化するとゴムのように弾力性が出ます。すきまからの水の侵入を防ぐのが主な目的です。

シーリングの劣化は、雨漏り、隙間風の原因になります。

シーリングの耐用年数はおよそ7〜10年といわれており、外壁材よりも寿命が短いのが一般的です。塗料と外壁材、シーリングの耐用年数が異なる場合は、最も短い耐用年数に合わせて塗装するとよいでしょう。

工場の外壁塗装の相場

工場の外壁塗装の相場

工場の外壁塗装の相場は坪数によって異なりますが、仮に100坪とした場合の目安は以下の通りです。

100坪あたりの相場の目安

塗料の種類

費用相場

遮熱塗料

200万円

シリコン系塗料

200〜300万円

フッ素系塗料

260〜300万円

 

あわせて、カバー工法によって修繕した場合の費用相場も比較できるように掲載しておきます。

修理方法

費用相場

屋根カバー工法

(ガルバリウム鋼板)

300〜400万円(100坪あたり)

 

春日部市の費用助成金制度(遮熱塗装など)

春日部市の工場経営者で、外壁塗装によって断熱対策をしたい方も多いかと思います。その際、自治体の補助金や助成金精度を利用できれば費用を抑えられます。

しかし結論から言うと、2024年7月時点で春日部市の工場に使える遮熱塗料・断熱塗料の助成金についての発表はありません。

過去の例をさかのぼると、令和3年度に埼玉県の民間事業者を対象とした「暑さ対策設備等省エネ補助金」という制度がありました。こちらは上限金額を300万円とし、補助対象経費の3分の1が補助金として得られる制度です。対象となる工事内容には、屋根、外壁への断熱・遮熱対策(遮熱塗装、遮熱シート 等)が含まれています。

管轄は、埼玉県の環境部 温暖化対策課です。

今後同様の制度が発表されるかどうかは未定ですが、可能性はあるので、自治体のホームページをなるべくチェックしておくとよいでしょう。

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工場の外壁塗装には、資産価値の向上、企業イメージの向上、光熱費の削減、結露の防止、労働環境の改善など、多くのメリットがあります。しかし、適切なタイミングで塗装を行わなければ、その効果を十分に得られません。塗料の耐用年数や外壁の劣化状況を把握し、早めの対策を講じることが大切です。

外壁塗装を検討する際には、まず専門の外装劣化診断士がいる業者に調査を依頼することをおすすめします。診断に基づき、適切な塗料の選定や施工方法を提案してもらうことで、長期にわたって美しい外壁を維持できます。また、春日部市の費用助成金制度も活用することで、経済的負担を軽減しつつ、省エネ効果の高い遮熱塗料や断熱塗料を利用できます。

工場・倉庫の外壁塗装・屋根塗装専門店ジャパンテック(株)では、専門知識と豊富な経験を持つスタッフが、お客様の工場の外壁塗装をサポートします。美しい外観と機能性を兼ね備えた外壁を実現するために、ぜひお問い合わせフォーム、メール、お電話でのご相談、またはショールームへの来店をお待ちしております。ジャパンテックが、あなたの工場の価値と快適性を最大限に引き出します。


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