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工場の外壁塗装に遮熱塗料を使うメリットは?

工場の外壁塗装に遮熱塗料を使うメリットは?

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代表取締役の奈良部です!

工場の外壁塗装をお考えの皆様。遮熱塗料を使うかどうか迷っていませんか?遮熱塗料は工員の熱中症対策や空調代の節約など、様々な効果を付加できるため、多くの外壁や屋根に使用されています。

この記事では、遮熱塗料とは何なのか、工場の外壁に使うメリットなどを詳しく紹介しますので、遮熱塗料に興味がある方は参考にしてみてください!

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そもそも遮熱塗料って何?

そもそも遮熱塗料って何?

遮熱塗料には耐用からの熱を反射する効果があります。遮熱塗料の機能は全て同じではなく、製品によってはかなり高い遮熱機能を持つものもあるため、業者と相談しながら決めるといいでしょう。

遮熱効果は色によっても異なり、黒は遮熱効果が低く、白は遮熱効果が高い色となります。そのため、強い遮熱効果を求めるのであれば、できるだけ明るい色を選ぶと良いでしょう。

遮熱と断熱の違い

遮熱と断熱は全く違います。遮熱は外部からの熱を反射し、室内の温度上昇を低減させるものですが、断熱は室内の熱を外に逃がさないためのものです。したがって遮熱は暑い夏に特に活躍しやすく、断熱は寒い冬に活躍します。

相反する機能ではないため、遮熱と断熱の効果を同時に付与することも可能です。たとえば屋根や外壁を遮熱塗料で塗り、外壁材や屋根材の内側に断熱材を入れれば、夏は涼しく、冬は暖かい室内となるでしょう!

工場の外壁塗装に遮熱塗料を使うメリット

工場の外壁塗装に遮熱塗料を使うメリット

工場の外壁塗装に遮熱塗料を使うメリットを4つ紹介します。

遮熱塗料のメリット① 工場内の温度上昇を軽減できるため、暑さ・熱中症対策になる

真夏の工場の外壁や屋根はかなり熱くなり、表面温度が70度を超えることも珍しくありません。屋根材や外壁材が薄い場合、熱が屋内まで侵入しやすくなり、工場内は相当な暑さになるでしょう。

厚生労働省が発表した令和4年度の「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」によると、令和4年における職場での熱中症による死傷者は827人となっています。また熱中症の発症場所は室内が多く、工場内の環境改善はとても重要です。

「熱中症対策したいけど、外壁材や屋根材を交換するには費用がかかりすぎる」

「エアコンを使っているけれど、思うほど涼しくならない」

上記のようにお悩みの方も多いかと思いますが、遮熱塗料で外壁や屋根を塗装すれば、表面温度が最大で約 15 ℃から 20℃下がり、室内温度も2℃から3℃下がるといわれています。

室内の温度が30度である場合と28度や27度とでは過ごしやすさがまるで違うため、遮熱塗料の効果は大きいといえるでしょう。

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遮熱塗料のメリット② 空調代の節約に繋がる

遮熱塗料のメリット① で紹介したとおり、遮熱塗料で外壁や屋根を塗装すれば真夏の工場内温度は2℃から3℃ほど下がります。

2℃から3℃下がれば、エアコンにかかる負荷も低減できるため、空調代の節約に繋がるでしょう。(およそ10%~20%ほどの節約効果があるといわれています)

仮に空調代だけで月に10万円かかっている場合、月に1万円から2万円の節約になるでしょう。年間で12万円から24万円の節約になるため、効果は大きいといえます。

節約できる空調代を考えるとすぐに元が取れてしまうため、空調代の節約効果だけでも、遮熱塗料を選択する価値は十分にあるでしょう。

遮熱塗料のメリット③ 熱によるダメージから外壁を守る

外壁が熱くなりすぎると、塗装や外壁材の劣化も早くなります。塗装や外壁材が劣化する原因は太陽熱だけではありませんが、太陽熱によるダメージは無視できないものです。

外壁材の交換費用は外壁の面積や選ぶ外壁材にもよりますが、100坪の工場で300万円から400万円ほどはかかるといわれています。屋根材も同時に交換する場合は400万円から600万円ほどはかかるでしょう。

外壁材のメンテナンス費用を考えれば、遮熱塗料で対策した方がコストパフォーマンス面で優れています。

遮熱塗料のメリット④ SDGsへの取り組みになり、企業イメージが向上する

工場の外壁や屋根を遮熱塗料で塗装することは、SDGsへの取り組みに繋がります。環境問題や社会問題への配慮、工場のイメージ向上にも繋がるでしょう。

SDGs17の目標のうち、遮熱塗料の利用が当てはまるもの

・ターゲット7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」

エアコン代の節約は、単に電気代を安くするだけでなく、ターゲット7に含まれる「エネルギー効率化促進」に繋がります。

・ターゲット8「働きがいも経済成長も」

真夏の熱中症対策や労働環境の快適化は、ターゲット8の「働きがいも経済成長も」に繋がるでしょう。

・ターゲット12「つくる責任使う責任」

遮熱塗料の使用より、外壁材などの劣化要因を減らし長持ちさせることは、結果的にターゲット12に含まれる「建設廃棄物の削減」に繋がります。

外壁塗装と屋根塗装を同時に行った方がいい理由

外壁塗装と屋根塗装を同時に行った方がいい理由

もし遮熱塗料での外壁塗装を考えているのであれば、屋根塗装と同時に行う方がお得です。同時に行うメリットを4つ紹介しますので、参考にしてみてください!

大幅な経費削減に繋がる

外壁塗装を行う場合、必ず工場の外壁周りに足場を設置します。足場設置は大がかりな工事であり、100坪の工場なら大体40万円から60万円ほど必要になるでしょう。足場設置は労働安全衛生法によって定められているため、設置の有無を選択することはできません。

この足場は屋根塗装にそのまま流用できるため、外壁塗装と屋根塗装を同時に行うだけで足場代が1回分浮きます。

10年に1回の頻度で外壁塗装を行うと仮定した場合、外壁塗装と屋根塗装のサイクルを同じにすることで、10年置きに足場代が1回分浮く計算になるため、長い目で見るとかなりお得になるでしょう。

依頼の手間が大幅に減る

外壁塗装を行う場合、業者に見積りを依頼するところからはじまり、現地調査や打ち合わせ、日程の調整など様々な手間がかかります。これらの手間を1度に済ませられるため、負担が少なくなるでしょう。

また、外壁塗装と屋根塗装を同じ業者に行ってもらうことで、アフターケアや保証の相談もスムーズに進みます。同じ業者に定期点検をしてもらえば、かなり安心できるでしょう。

遮熱効果が高くなる

太陽光の影響を受けるのは工場の外壁だけではありません。むしろ屋根の方が太陽光の影響を強く受けるため、遮熱効果を高めるためには、外壁と屋根の両方を遮熱塗料で塗装する必要があります。

デザインに統一感が出る・工場の外観を一新できる

工場の屋根と外壁を同時に塗装すれば、デザインに統一感が生まれ、工場の外観を一新できます。美しい外観は来客や求人活動にも影響しやすく、大きなメリットを生むでしょう。今までと全く違うカラーリングにして新鮮さをアピールするのも1つの方法です。

外壁塗装と屋根塗装を同時に行うデメリットは?

外壁塗装と屋根塗装を同時に行う場合、別々に行うよりも安くなりますが、まとまったお金が必要になります。同時に行う分、工期も少しばかり長くなるでしょう。

また外壁よりも屋根の方が劣化しやすいため、塗料選びを吟味しないと次回のメンテナンス時期がずれてしまう可能性もあります。

ジャパンテックと共に、工場の環境を最適化しましょう

ジャパンテックと共に、工場の環境を最適化しましょう

工場の外壁に遮熱塗料を使用することで、夏の暑さ対策としての熱中症予防や空調費用の節約、外壁材の長期的な保護が期待できます。特に熱波の日が増える中で、工場内の温度管理は労働者の健康と生産性を直接的に左右するため、遮熱塗料は非常に有効な解決策と言えるでしょう。

遮熱塗料は外壁だけでなく屋根にも適用可能で、全体的な建物の熱環境を改善することができます。さらに、SDGsへの貢献や企業イメージの向上にもつながり、社会的な責任とブランド価値の向上を図ることができるのです。

工場・倉庫の外壁塗装・屋根塗装専門店ジャパンテック(株)では、これらの遮熱塗料を用いた塗装サービスを提供しております。外壁と屋根の同時塗装をお考えの方は、是非当社にご相談ください。費用対効果の高い塗料選び、効果的な塗装計画の立案を支援し、工場の環境を根本から改善します。

お問い合わせは、当社ウェブサイトの問い合わせフォーム、メール、またはお電話で承っております。また、ショールームへのご来店も歓迎しております。ジャパンテックと共に、より快適で効率的な工場環境を実現しましょう。


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