春日部市の工場 雨漏り：コストパフォーマンス重視の修繕プラン
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代表取締役の奈良部です！
雨漏りは住宅だけのものではありません。工場や倉庫でも同じように発生する非常に大きなトラブルです。雨漏りが発生してしまうと、建物というのは著しい劣化を始めます。そのため、定期的にメンテナンスをすることで雨漏り発生のリスクを最小化する必要があるのです。
しかし、できる限りメンテナンスコストを抑えたいと考えるのは当然で、その結果「ギリギリまでメンテナンスを先送りする」という答えに行き着いてしまう方が非常に多いため、ちょっとしたトラブルが発生して初めてメンテナンスに踏み切るというケースが多くなっています。
この方法は、本当にコストパフォーマンスに優れているのでしょうか？
今回のお役立ちコラムでは「工場の雨漏りに対しコストパフォーマンスに優れた修繕プランの作り方」についてご紹介したいと思います。
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工場の段階的な雨漏り対策修繕プラン
メンテナンスコストを抑えることを重視した場合、メンテナンス業者が推奨する「定期メンテナンスタイミング」での大きなコストを負担しなければならない修繕プランでは、ご希望の低コストメンテナンスは難しいです。
これは、外壁塗装の専門家として断言できます。
一般的に、業者の推奨するメンテナンスタイミングというのは「使用した塗料の耐候期間の最短時期」での修繕プランをご紹介するため、通常のシリコン塗料であれば7年前後、高品質のシリコン塗料では12年前後を目処にプラン組みをするものです。
その間、多くの業者は「放置」します。これは、劣化症状を「適切に進行させるため」で、余計な手出しをして次のメンテナンスタイミングを先送りさせないための措置とも言えるでしょう。
つまり、手を入れれば入れるほど「大規模なメンテナンスは先送りできてしまう」ということなのです。
では、工場の雨漏りメンテナンスを少しでも低コストで抑え、大規模メンテナンスを先送りする方法についてご紹介してみましょう。
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プラン1：定期的な無料の劣化診断
外壁塗装業者の多くは、無料の劣化診断を用意しています。
・屋根診断
・雨漏り診断
・外装劣化診断
名目は違いますが、基本的に「目視点検でわかる範囲」は無料でチェックしてくれるサービスがあるのです。今あなたがすべきなのは「定期的な無料診断を依頼する」ということになります。
この診断を繰り返すことによって、業者との信頼関係を築くことができ、その上「専属のメンテナンス業者」を手に入れるきっかけにもなるわけです。
一度無料診断を受けたからといって、必ずその業者に依頼しなければならないわけでも、すぐに他の業者に依頼してはいけないわけでもありません。納得できる診断結果を提示してくれる業者を見つけて、今後の専属業者を見つけてみましょう。
この無料診断で劣化箇所が見つかった場合、できるだけ早く「該当箇所だけのメンテナンス」を進めると、他の部位に影響を出さずに済むはずです。
プラン2：固定金具のメンテナンス
工場の外装の多くは、パネル式で劣化箇所だけの交換ができるようになっています。しかし、外装そのものは耐候年数も長く、適切なメンテナンスを施していれば「15年前後」の耐用年数を持っているものばかりです。
しかし、そのパネルを固定している「固定金具」は同等の耐用年数を持っているわけではありません。そして、固定金具の劣化が外装の劣化を引き起こすきっかけになることが非常に多いのです。
鉄ビスやニッケルビスを使用している場合、雨や紫外線の影響を受けると、数年でサビが発生します。高耐久のステンレスビスを使用した場合、電位差によってパネル材そのものを劣化させる可能性さえあるため、耐候年数だけで選ぶこともできません。
それであれば、固定金具が先に劣化して、定期的に交換する方がよほど低コストでメンテナンスが終わります。
つまり、外装全体のメンテナンスではなく「固定金具のメンテナンスをハイペースで施す」というのが非常にお得だということです。
1個単価20〜40円程度の固定金具だった場合、工場全体で3,000個の金具を使用していても、6〜12万円でメンテナンスができてしまいます。もちろん、これに足場仮設等の付帯工事も入るため、固定金具の交換作業だけでも50万円程度になるのですが、数百万円かかる全体のメンテナンスに比べれば安く済むというわけです。
プラン3：外壁塗装
大きなコストになり始めるのは、外壁塗装のように技術や季節等による影響がある作業を依頼する場合になります。定期的に固定金具のメンテナンスをしていても、外壁塗装自体の耐候性を引き延ばすことはできないため、塗料のメンテナンス時期にはしっかりとメンテナンスしておくことをおすすめします。
業者としては「塗料の耐候年数の最短期間」でメンテナンスを推奨しますが、これには理由があり、塗料メーカーも「最短期間以上はおまけ」程度の認識でいるのです。そのため、外壁塗装業者は「最短期間よりもさらに数年短い保証期間」を設定しているわけです。
例えば、塗料の耐候期間が「7〜12年」だった場合、実際には「7年はトラブルなく使用できるだろう」というのが塗料メーカーの推奨期間となります。5年でダメになることもあれば、15年持つ可能性もあるのですが、少なくとも7年は安定しているということです。
この最短期間でのメンテナンスをしておくことで、雨漏りが発生しづらい状態を維持し続けられるということを覚えておいてください。
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プラン4：破損箇所の早期補修・交換
これはプラン1の無料診断を受けていることが前提条件で、診断で判明した劣化箇所や破損箇所は「その時点で補修・交換する」ことを徹底するのが最もコストを抑えられると覚えておきましょう。
大きな影響が出ないから先送りという判断を下してしまうと、見えない部分で雨漏りが発生するリスクが非常に大きくなってしまうのです。特に外壁材の損傷の場合、「損傷箇所より低い位置」で雨漏りが発生します。
あなたの視界よりも低い位置で損傷している場合、基礎コンクリート側で雨漏りが発生してしまう可能性があるということです。
このような状況が複数箇所あった場合、工場内への雨漏り以上に危険な状況が発生する可能性があるということを覚えておいてください。
プラン5：カバー工法
損傷箇所が広範囲にわたる場合、一旦カバー工法で雨漏りが発生しない最適な状態を確保することをおすすめします。いきなり工場内作業をストップするのは難しいですが、カバー工法であれば作業を停止する必要がありません。
比較的短期間での工事が可能なので、対応箇所が多かったり、すでに雨漏りが発生していたりという場合には、カバー工法で問題を先送りすることも検討しましょう。
プラン6：葺き替え・張り替え
劣化症状が多く、工場を完全に復旧させるには、部分補修ではなく葺き替えや張り替えが必要になります。こうなる前に、スポットごとにパネルの入れ替えをするというのも方法ですが、劣化スピードに大きな差が生まれるのは稀なので、基本的に外装の入れ替えは同時期になるのが一般的でしょう。
この時、長期間工場を止める必要があるため、別の作業スペースを確保したり、長期休暇を設定したりという対処が必要になります。
効率的な修繕方法
工場の雨漏り対策のポイントをおさらいしましょう。ここまでにいろいろご紹介しましたが、守るべきことはたった3つだけです。
耐候年数を長く設定する
使用する材料の耐候年数が長ければ、大規模なメンテナンスは長期的に必要なくなります。塗料の耐候年数や、外装の耐候年数の長いものを使用することで、大きなメンテナンスを先送りできるようにしましょう。
大きな劣化症状が出る前に対策する
固定金具や樹脂製の材料は、耐候期間が短いです。早めに補修・交換を徹底することで、大きなトラブルを招く原因を潰せます。
「細かくメンテナンス」と「確実にリフレッシュ」
大事なのは、やるべきことを最適なタイミングで施すということです。誤魔化しながら使い続けるよりも、問題が発生しない状態を維持するということが重要ということを忘れないようにしましょう。
そして、大規模なメンテナンスは「壊れる前なら外壁塗装だけでカバーできる」ということを覚えておいてください。
工場の雨漏りは適切なメンテナンスで防ごう
工場でも住宅でも、雨漏りは「損傷」によって発生するものです。しっかりと最適な状態を維持するために必要なメンテナンスを施しましょう。
今必要なメンテナンスが気になるという方は、工場・倉庫の外壁塗装・屋根塗装専門店ジャパンテック（株）にご相談ください。
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