春日部市の工場 外壁塗装:下地処理と施工前診断の重要性
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工場の外壁をメンテナンスする際、住宅と同様に下地処理が非常に重要な工程であるということを知っていますか?
下地処理が十分でなかった場合、その後行われるメンテナンスの効果が半減、もしくは完全にやり直さなければならない可能性も出てくるのです。
そして、下地処理をする前には徹底した施工前診断を施すことで、どれだけの劣化症状が発生しているのかを把握する必要があります。これらは決して目立つことのない工程ですが、完全で完璧な仕上がりのためにはなくてはならない工程だということを覚えておきましょう。
今回のお役立ちコラムでは「下地処理と施工前診断の重要性」についてご紹介します。
実際の塗装工程ではない部分を抑えて、工事費用の引き下げを要求することは決してしないようにしましょう。
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施工前診断の必要性
施工前診断は、訪問販売業者が当日に「屋根に登らせて欲しい」というような声かけをするのとは段違いの精緻さが必要な作業です。これから自分たちが工事を行うにあたり、後仕事を発生させないための非常に重要な工程になります。
施工前診断をおろそかにしてしまった場合、ご依頼者様に大きなご迷惑をかけてしまう可能性もあるのです。
現状の劣化状況を正確に把握
施工前診断では、無料の劣化診断以上に徹底したチェック項目を見ていきます。外壁にできたひび割れや、外壁塗装の劣化状況だけを見ていくのではなく、外壁材がどれだけダメージを受けているのか、劣化症状が出ているのは何故かという原因追究も行います。
非常に多くのチェック項目を細かく見ていくため、診断だけでもかなり時間を要するということを覚えておきましょう。
この診断は、業者ごとに手順が違います。場所ごとに全ての項目を同時にチェックすることもあれば、何度も建物の周りを見直しながら1項目ずつ診断することもあります。または、複数のグループに分かれて多角的に劣化状況を把握していくということもあるでしょう。
診断する「目」を増やすことで、見落としを回避することができるというわけです。
どのようなやり方であったとしても、最終的に目指すのは「確実な施工前診断の実施」ですので、見落としなく現状把握ができるのが一番重要なことになります。
工事中の追加工事を防ぐ
施工前診断が確実に行われることは、現時点での建物の劣化症状を正確に把握するための絶対条件です。そして、現状把握が正確であるほどに「追加工事の発生リスクを抑えられる」ということを覚えておいてください。
施工前診断は「見積り前」に行います。どれだけの傷みが発生しているかを把握しなければ、今必要としている工事の内容がわかりません。劣化症状が軽い場合、必要ない工事は先送りでき、コスト面でも負担が軽くなるわけです。
反対に、劣化症状が著しいということがわかった場合、現状以上の被害が出る前に先手を打つことができます。その分、コスト面では負担が増えてしまいますが、今後の対策を講じるきっかけにもなるでしょう。
なぜ通常以上の劣化症状が現れているのかを原因追究することもでき、今後の劣化を抑えるために必要な対策が見つかるかもしれません。
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施工前診断を受ける際の注意点
これまでに十分な関係性を築けている業者であれば良いですが、工場のメンテナンスは決して短期間で行う者ではないため、そこまで深い関係性を持っている業者は多くないはずです。
そのため、工場を建築した業者や、他の工場のメンテナンスに入っている業者を紹介してもらうような形で依頼することが多いでしょう。
初めて依頼するような場合、いくつかの注意点を押さえておけば安心して依頼することができるはずです。
事前に建物周辺の状況を把握しておく
初めての依頼の場合、業者を信じ切るのは難しいです。そのため、自分で把握できる範囲のトラブルに関しては事前にご自身の目で確認しておくのが良いでしょう。
・外壁塗装がひび割れている
・剥離が発生している
・金属部のサビ
・外壁材の破損
・苔の発生
見た目からわかる劣化症状であれば、素人目にも判断がつけられるため、相談前に一度チェックしておくことをおすすめします。
仮に、悪質な業者に相談してしまったとすると、診断前には発生していなかった破損が指摘されることもあるのです。だからこそ、自分の目でチェックしておくことが重要なのです。
信用できる業者に依頼する
一番重要な部分ですが、信頼できる業者に依頼するのが最も重要なことだということを覚えておきましょう。コスト的に優れているからといって、工事の品質や仕上がりに満足できるとは限りません。
初めての工事依頼だからこそ、コスト面だけで選ぶのはおすすめできないのです。コストが高いからといって信頼できるとも言い切れませんが、業者選びは「参考情報」をうまく手に入れることで業者選びに失敗しづらくなるでしょう。
一番おすすめなのは「Googleの口コミ」を確認することです。知り合いの工場から情報を得るのも良いですが、地域の忌憚のない情報を参考にする方が後悔せずに済みます。
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下地処理の必要性
施工前診断で発覚した劣化症状は、外装の下地から補修をかけなければなりません。表面に塗り重ねるだけでは、十分な成果を発揮することはできないのです。
なぜ下地処理をするのかをご説明します。
施工面の安定化
下地処理を施すことで、施工面の平滑化が進みます。施工面の凹凸が激しい場合、下塗り材が平均的に塗布できません。その結果、上塗り材も均一に塗布できなくなり、塗膜の厚みに差が生まれてしまうのです。
これは、部分的に弱い部分ができることを表しており、劣化しやすい場所があるということになります。
適切なサビ処理
金属材のサビが残っていると、外壁塗装は剥がれます。サビが進行することによって金属部分は膨張してしまうため、密着した塗膜が強制的に剥がされてしまうのです。
下地処理では、すでに発生してしまっているサビを落とす「ケレン」という工程があるため、塗装時にサビの影響を受けづらくなります。ただし、完全にサビを落とし切ると言うことは難しいため、ある程度の部分までサビ落としを終えた段階で「サビ止め」を施し、それ以上侵食が進まないようにするのです。
大まかなサビを落とし、細かなサビは食い止める。この段階で凹凸や穴が発生した場合には、穴埋めや平滑化を施し、その上に下塗り材を塗布していきます。
このような工程を経て、外壁塗装は進んでいくのです。
もし、適切なサビ処理が行えなかった場合、上から塗布した塗料の下ではサビの侵食が継続してしまいます。固定金具のサビであれば、早期の雨漏りの原因になってしまうでしょう。金属の外壁材そのもののサビであれば、穴空きや大規模のクラックとなって症状が現れるかもしれません。
最悪の場合、これらの症状が原因の雨漏りによって、工場内設備に大打撃を与えることになるのは言うまでもありません。だからこそ、下地処理の段階でサビ処理を徹底しなければならないのです。
塗料の密着性アップ
徹底した下地処理が行われた場合、下塗り材が滑らかに塗布することができます。外壁塗装というのは、下塗りがどれだけしっかりと施工されているかによって、上塗りの仕上がりの差が生まれるのです。
そもそも、下塗り材は「上塗り材の密着性を向上させる」ために必要な材料で、下塗り工程で隙間なく均一に下塗りを終えることができないと、上塗り材が正しく外装に乗らなくなってしまいます。
その際、下地処理が不均一な状態のまま下塗り工程に入ってしまうと、平滑ではない部分は下塗り材の均一性が確保されないのです。そのため、部分的に密着性が弱い部分が発生してしまい、上塗り材の硬化時の縮みによって引っ張られてしまい剥離する可能性が高まってしまうという状況が生まれます。
そのため、下地処理を徹底し、完璧な外壁塗装を行うのです。
工場の外壁塗装は事前準備が肝心:春日部市内の工場塗装はジャパンテックにおまかせください!
工場の外壁塗装は、一般的に「次のメンテナンスまでの期間が長い」ものです。耐候年数の長い塗料を使用して、工場の安定した作業環境を確保することができます。そのために非常に重要な役割を持っているのが「施工前診断」と「下地処理」なのです。
十分な準備をすることによって、外壁塗装工事の効果を最大限発揮させましょう。そのためにも、信頼できる外壁塗装業者に工事依頼することをおすすめします。
春日部市周辺で外壁塗装業者をお探しなら、一度工場・倉庫の外壁塗装・屋根塗装専門店ジャパンテック(株)にご相談ください。徹底した施工前診断によって、工場が必要としているメンテナンスを解明いたします。
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