特許工法『スカイ工法』の真価|サーモバリアで工場屋根を最強化する理由
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工場や倉庫の夏の暑さ、冬の寒さにお悩みの企業は多いはず。「空調効率が悪くて電気代がかさむ」「天井からの熱気で作業環境が悪化している」そのような課題を根本から解決する遮熱シート「サーモバリア」が、今注目されています。
サーモバリアの機能性もさることながら、その特許工法である「スカイ工法」は工期の短さや耐久性、安定した効果などメリットが多数。今回のお役立ちコラムでは、サーモバリアとスカイ工法がなぜ多くの企業に選ばれているのか、その特長と効果を徹底的に解説します。
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スカイ工法とは?なぜ今、注目されているのか
スカイ工法は、輻射熱の反射に優れたアルミ箔を使⽤した遮熱シートであるサーモバリアを、折板屋根(凹凸のある屋根のこと)に取り付ける⼯法です。この工法は、高い性能を持つサーモバリアの能力を最大限に引き出すために開発されました。
一般的な断熱材や遮熱材の施工方法とは異なる、スカイ工法ならではの強みを紹介します。
工場を止めない「無溶接」施工
スカイ工法の最大の特長の一つは、工場の稼働を止めずに施工できる点です。既存の折板屋根に溶接したり、穴を開けたりする必要がありません。独自開発の特殊な両面テープを活用した施工方法により、生産活動を中断させることなく安全かつ迅速に工事を完了させられます。企業の機会損失を最小限に抑え、スムーズな導入が可能です。
高い耐風圧性能
スカイ工法は高い耐風圧性能を誇ります。専用の両面テープは風にも強く、メーカーの検証では、高さ16メートルの屋根に風速40メートルの強風が吹いてもシートが飛ばされないことが実証されています。サーモバリアを屋根材と一体化させる独自の施工方法によって、強風によるシートの剥がれや損傷を防げるのです。
台風や風が強い地域でも導入でき、建物の雨漏り対策の一環ともなります。強靭な構造ゆえに、長期的なメンテナンスコストの削減にも貢献するでしょう。
均一で安定した遮熱性能
スカイ工法では、シートを屋根全体に隙間なく均一に敷き詰めるため、塗装とは異なり遮熱性能にムラが生じません。作業者の技量の優劣によって仕上がりに差が生じないだけでなく、作業時の気温による影響も受けません。遮熱塗装よりも安定した品質が期待できるでしょう。
認定業者制度による安心感
スカイ工法は、専門の知識と技術を持った認定業者のみが施工を許可されています。認定業者は、サーモバリアの特性とスカイ工法の技術を熟知しているため、施工品質が保証され、工事後のトラブルのリスクを最小限に抑えられます。
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スカイ工法で力を発揮するサーモバリアとは
サーモバリアとは、アルミ純度99%以上のアルミシートを使用した遮熱材です。太陽から放射される輻射熱を97%カットするため、従来の遮熱材よりも効率よく暑さ対策ができます。
輻射熱に強い遮熱シート
熱の伝わり方には「伝導」「対流」「輻射」の3種類があります。なかでも、太陽光のように電磁波で伝わるのが「輻射熱」。輻射熱は、室内の暑さに大きく影響を及ぼす熱です。一般的な断熱材は、熱が伝わる速度を遅らせることで効果を発揮しますが、輻射熱には対応できません。
遮熱シートであるサーモバリアは、人体の温度上昇に大きく関わる輻射熱を97%反射することで、建物への熱の侵入自体を防ぎます。スカイ工法によって屋根の上にサーモバリアを設置することで、その高い遮熱性能を最大限に引き出せるのです。
遮熱塗料との違い
遮熱塗料の塗布も屋根の熱対策として広く知られていますが、その目的と効果はスカイ工法とは異なります。遮熱塗料が屋根表面の温度を下げる対策であるのに対し、遮熱シートは室内温度を下げる根本対策です。
遮熱塗料は、経年劣化や外部からの汚れによってその反射性能が徐々に低下してしまいます。また、遮熱効果は、遮熱シートよりも低いとされています。ただし、サビ防止や美観性を保つといった遮熱塗料の効果は魅力的。
遮熱塗料とサーモバリアをあわせて施工すると、より強固な遮熱対策が可能となるのです。
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スカイ工法で施工するサーモバリアがもたらす4つの効果
スカイ工法によってサーモバリアを導入した企業は、以下のような具体的な効果を実感しています。
室内温度の劇的な改善
夏場の強い日差しが当たる工場では、屋根からの輻射熱により、室内温度が40℃近くまで上昇することが珍しくありませんでした。スカイ工法は、この熱源を根本から遮断するため、室内温度を大幅に引き下げます。
導入前は夏場に高温になっていた製造ライン付近の温度が下がり、従業員がより快適に作業できるようになったという声も多く聞かれます。熱中症リスクを低減できるだけでなく、作業環境が改善されることで、従業員のモチベーションや生産性の向上にもつながるでしょう。
光熱費の削減と省エネ効果
室内温度が安定することで、エアコンやスポットクーラーの過剰な稼働を防ぎ、消費電力を大幅に削減できます。ランニングコストを大幅に抑えることが可能です。静岡大学との共同実験では、電気料金が最大27%削減された実績もあります。
特に工場内の熱源が多い製造ラインや、広い空間を持つ倉庫などでは、空調負荷が大幅に軽減され、ランニングコスト削減効果をより大きく実感できるでしょう。
冬場の保温効果
夏場の暑さ対策に目が行きがちですが、スカイ工法は冬場の保温効果にも優れています。室内で発生した暖房熱が屋根から外へ逃げるのを防ぐため、暖房効率が向上し、冬の電気代削減にもつながるのです。夏冬問わず、一年を通じて快適な作業環境を維持できるため、従業員の満足度向上だけでなく、福利厚生の一環としても高い評価を得ています。
サーモバリアと断熱材を併用する方法も
サーモバリアのような遮熱シートは、太陽からの熱の約75%を占める輻射熱を反射することに特化しており、屋根からの熱の侵入を根本から防ぎます。一方、グラスウールやウレタンフォームなどの断熱材は、熱が伝わる速度を遅らせることで効果を発揮し、主に伝導熱や対流熱への対策となります。
そのため、すでに断熱材を導入している工場であっても、新たに遮熱シートを導入するメリットはあるのです。両者を併用することで、熱の侵入と移動の両方を効果的に防ぐことができ、より高い省エネ効果と一年を通した快適な室内環境を実現します。
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スカイ工法の施工手順と費用相場
ここでは、実際にスカイ工法を導入する際の流れと、目安となる施工費用の確認方法を紹介します。
施工の流れ
サーモバリアの施工方法は、屋根の形状や求める効果によって異なります。スカイ工法の適用可否については、現地調査後の判断となるでしょう。一般的な施工の流れは、以下の通りです。
1.現地調査・ヒアリング 専門業者が工場の屋根の状態を確認し、最適な施工プランを提案します。 2.見積り・契約 提案内容と費用について詳細な説明を受け、納得した上で契約を締結します。 3.施工 スカイ工法などを用いて、専門の職人がサーモバリアを設置します。 4.完了検査 施工後は効果測定を行い、報告書として提出します。 |
費用相場と内訳
スカイ工法の費用は、建物の規模や屋根の形状、設置するサーモバリアの種類によって大きく異なります。具体的な金額を知るためにも、必ず現地調査と無料見積りを依頼しましょう。
現地調査では、専門家がドローンなどを用いて屋根を隅々まで確認し、劣化状況や熱源の特定を行います。見積りには、サーモバリアの単価だけでなく、下処理や足場代の費用も含まれます。
まずは、現地調査と見積りを依頼し、貴社にとって最適なプランを検討することから始めましょう。
工場屋根の暑さ対策は工場・倉庫専門のジャパンテックにご相談ください
今回のお役立ちコラムでは、サーモバリアと特許工法「スカイ工法」の特長や導入効果を詳しく解説しました。
工場や倉庫の屋根は、夏場の輻射熱による室温上昇や、冬場の暖房効率低下といった問題の大きな原因となります。スカイ工法で施工されたサーモバリアは、室温を最大で9℃下げる実証データや、電気料金を最大27%削減できた事例もあるなど、その効果は科学的に裏付けられています。また、工場稼働を止めない施工方法や高い耐風圧性能、認定業者制度による施工品質の保証も、多くの企業から高く評価されています。
工場・倉庫の外壁塗装・屋根塗装専門店ジャパンテック(株)では、こうしたサーモバリアとスカイ工法を組み合わせた最適な省エネ・快適化プランをご提案可能です。費用の詳細や施工可否は現地調査で判断いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
問い合わせフォームからのお問い合わせ、メールやお電話でのご相談、さらにはショールームでのご説明も承っております。工場環境の改善やコスト削減の第一歩を、ぜひジャパンテックとともに踏み出してみませんか。
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