春日部の工場必見!遮熱塗装で空調費20%削減のコツ
春日部市、越谷市、さいたま市の工場を中心に外壁塗装工事・屋根塗装工事、リフォーム工事を専門にしている
工場・倉庫の外壁塗装・屋根塗装専門店ジャパンテック(株)です!
代表取締役の奈良部です!
令和に入ってからとくに夏の猛暑は異常とも言えるほどの気温になっています。春日部市でも変わりませんし、建物内で熱中症になって搬送される方がニュースを騒がせています。
春日部市には工場地帯があり、夏場の作業環境悪化や空調費増大が問題されている状況です。工場では屋根からの熱により、室内の温度上昇が顕著に見られます。対策をしないと従業員の作業効率だけではなく、安全面での悪影響も拡大する一方です。
真夏の工場における作業環境の悪化を食い止める方法の1つに、遮熱塗装が注目されています。「なぜ遮熱塗料が対策となるのか?」そこで今回のお役立ちコラムでは、春日部市の工場における、遮熱塗装による対策についてくわしくお話しします。
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春日部市の夏は工場にとって危険地帯?
春日部市のある埼玉県では、令和6年、5,546人が熱中症により搬送されました。春日部市は年間降水量も比較的少ないものの、梅雨や秋雨や台風の影響も受けるエリアです。夏は高温多湿で太平洋岸気候の特徴が見られます。
金属屋根を採用している工場も多数あるでしょう。昼間、金属屋根は厳しい太陽光にさらされて温度が上昇します。40度や50度まで上がるときもあり、その熱が工場内温度の上昇につながるのです。さらに機械からの熱があれば、工場内はまさにサウナ状態になるのです。
工場内温度が40度や50度になる環境は過酷としか言い表せません。もちろん、従業員の健康や作業効率を考えるなら冷房機器の使用は当然です。ただ、工場の規模によっては冷房機器がまったく効かないケースもあるでしょう。
他にも機械の誤作動についての危機意識も必要です。機械が故障すれば、製品の製造が大幅に遅れる可能性も出てきます。そのような状況だと、まともな稼働は期待できないのです。利益にも大きなリスクとして跳ね返ってきます。
参照:埼玉県 令和6年埼玉県内における熱中症による救急搬送状況
空調効率が悪ければ電気代がかさむ構造的課題
工場の構造上の問題として、広い天井や金属屋根は熱をため込みやすいという問題があります。冷房機器を稼働させても室温が下がらず、稼働時間は増加するのです。だらだらと1日中、1か月、稼働時間が増えることで電気代は跳ね上がります。二交替、三交代制の工場ならなおさら、電気代の増加は経済面で大きなダメージになるのです。
従業員の体調不良・生産効率低下のリスク
厳しい環境内で働きたいと思う方は少ないでしょう。集中力の低下による作業ミスや事故につながります。品質低下につながるだけではなく「このようなところでは働けない」と、人材が流出するリスクもあるのです。
生産性の低下につながることで、工場が稼働できない状態になりかねません。新人が入ったとしてもすぐにまた出ていくという悪循環に陥るのです。
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遮熱塗料で屋根から涼しく!そのメカニズム
遮熱塗料が真夏の工場の厳しい環境を解決できるかもしれません。遮熱塗料とはどのような塗料なのかくわしくお話しします。
遮熱塗料の仕組み
遮熱塗料は太陽光に含まれる赤外線を、反射する機能を備えた特殊塗料です。赤外線は赤外線ヒーターでもおなじみですが、熱を伝える性質があります。
屋根に太陽光が当たると赤外線が吸収されて、温度が上昇するのです。輻射熱により、屋根から工場内に熱が放射されて暑くなります。
遮熱塗料は赤外線を反射するわけですから、屋根の温度上昇につながりません。そのため工場内の温度上昇を食い止められるという考え方です。
遮熱塗料は金属屋根との相性がいい
工場でよく見られる金属屋根として、ガルバリウム鋼板やトタンが挙げられます。金属は高い熱伝導率が特徴です。つまり熱を伝えやすい性質と言えます。
また、ガルバリウム鋼板やトタンのような屋根材は、瓦やスレート屋根と比較すると厚みがあまりありません。
屋根表面で吸収された熱は屋根裏や建物内部に伝わりやすいのも問題です。一般的な戸建ての住まいも、金属屋根の場合、1階より2階や3階の室内のほうが、室温は高い傾向と言えます。
金属屋根の「熱を伝えやすい金属の弱点」に対し、遮熱塗料は「熱を反射する」ことでカバーできるのです。金属屋根の弱点に対し遮熱塗料の利点が助けになります。
一般塗料との違い
一般塗料に遮熱性能はありません。一般塗料の目的は、屋根材や外壁材をはじめとした下地材の保護です。紫外線や雨風に対する強さ、カビやコケの繁殖を防ぐための防汚性能を備えている塗料は多数あります。美観を向上させるデザイン性の豊富さも、一般塗料の特徴と言えるでしょう。
一般塗料は熱を跳ね返せませんから、赤外線を吸収します。熱対策を考えるなら、色を「黒」のような吸収しやすいもの以外を選択する考え方もあるでしょう。ただ、遮熱塗料のような赤外線を跳ね返す力はありません。吸収しますから、屋根の温度上昇を食い止めるのは難しいのです。
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アステックペイントの実験!遮熱塗料の驚くべき効果
遮熱塗料シェアトップクラスの大手塗料メーカーアステックペイントが、遮熱性能の実験を行っています。その実験で目を見張る結果が出たのです。
【実験方法】
【プレハブ施設基本情報/共通】
【試験項目】
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このような条件で各プレハブを比較しました。7月31日、最高気温は38.1度です。サーモグラフィーによる測定では、明確に一般塗料の棟と比較すると表面温度の低い結果が出ました。
一般塗料を塗布したプレハブの屋根の表面温度は74.2度という高い温度を示したのです。
遮熱塗料を塗布したプレハブは、グレーカラーで66.3度でした。ホワイト系の熱を吸収しにくいカラーは55.4度という結果です。一般塗料と比較すると、その結果は明らかと言えます。
グレーカラーでも、7.9度の差が出ました。ホワイトカラーでは18.8度の差という実験結果です。
室内温度にも確かな影響!エアコン効率も向上
屋根表面の温度を抑える効果は、室内環境にも影響を与えることが実験でわかりました。エアコンを稼働させた状態で、室内の天井付近の温度を測定したのです。
【測定期間】
- 2023年8月5日~9月1日
- 1kwhあたり40円と概算
- 測定はエアコンを稼働した状態
基準となるグレーカラーの一般塗料では、プレハブ室内の天井付近温度は38.8度という結果です。
一方、グレーカラーの遮熱塗料のプレハブだと、37.1度でした。その差は1.7度です。ホワイトカラーの遮熱塗料のプレハブでは34.4度でした。
一般塗料と遮熱塗料を塗布したものだと、その差4.4度という結果だったのです。この温度差は電気料金にも反映されています。
グレーカラーの一般塗料は、使用電力148.9(kwh)で、電気料金は約5,956円です。グレーカラーの遮熱塗料は132.1(kwh)で約5,284円でした。ホワイトカラーの遮熱塗料だと115.7(kwh)で約4,628円です。
遮熱塗料のほうが使用電力を抑えられており、電気料金にも影響することがわかりました。
屋根裏や天井から室内に伝わる熱に対し、遮熱塗料の機能性が発揮され、室温の上昇を効果的に抑えられたのがわかります。冷房機器のエネルギー効率にもいい影響を与えることがわかったのです。この実験により、遮熱塗料を屋根塗装に採用すれば、空調費20%削減も現実的なものだとわかります。
参照:AP ONLINE 省エネ⁈節約⁈遮熱塗料の効果とは?プレハブ小屋で徹底検証
遮熱塗料の注意点
遮熱塗料はメリットばかりと感じるかもしれませんが、注意点もあります。注意点を理解することで、導入するか検討材料にしてみてください。
塗料コストが高い
遮熱塗料は遮熱機能だけではなく、耐用年数も15年以上のものがあります。たとえばフッ素系遮熱塗料の場合、1㎡あたり約3,800〜4,500円です。通常のフッ素塗料が1㎡あたり3,500〜4,500円ですから多少高い程度と言えます。それでも主流となっている中グレードのシリコン系塗料は1㎡あたり2,500〜3,000円ですから、高額と感じられるでしょう。ただ、作業環境の安定化による作業効率の悪化対策は期待できます。
遮熱効果の高さは色にも影響される
アステックペイントの実験結果からもわかるように、同じ遮熱機能でも、色によって性能差が出ます。基本的にホワイト系のように、太陽光を吸収しにくいものは、性能が高いと言えるでしょう。
工場のカラーリングについて、こだわりがなく、遮熱性能を重視するならホワイト系がいいかもしれません。ただし、ホワイト系の場合、汚れが目立つリスクもあります。
寒冷地には不向き
遮熱塗料は太陽光を反射するわけです。寒冷地の場合、太陽光を反射することで室内がなかなか温まらない可能性もあります。冬場は暖房費について不安があると言えるでしょう。ただ、寒冷地でなければあまり問題はないかもしれません。
春日部のように厳しい夏、工場内の温度上昇を食い止めたい方ほどぴったりの塗料と言えるのです。
春日部の工場で遮熱塗装を導入するなら「ジャパンテック」へ!無料相談・診断受付中
春日部市の工場で遮熱塗装を検討するなら、現場の屋根・外壁の状況やご予算、ご希望に合わせた最適なご提案ができる「ジャパンテック」にご相談ください。遮熱塗装は工場の作業環境を改善し、空調費の削減・生産効率の向上にも直結します。特に金属屋根の工場では、夏場の室温を大幅に抑える実証結果も出ています。
塗料の選定やカラーリング、施工方法に関しても専門スタッフが細かくサポート。アステックペイントなど省エネ実績豊富な塗料を使い、効果検証まで丁寧にご案内します。
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